10月1日は「浄化槽の日」です
2023.09.29 昭和60(1985)年10月1日、浄化槽に関する諸制度を整備した「浄化槽法」(昭和58年5月18日公布・法律第43号)が全面施行されました。
それを記念して、昭和62年に当時の厚生省、建設省及び環境庁の3省庁の主唱により、毎年10月1日を「浄化槽の日」とすることとなりました。
従来まで、公共下水道による汚水処理が本道とされる中、浄化槽はその補完、あるいは下水道が接続されるまでの文字通り繋ぎとして捉えられてきました。
しかしながら、昭和時代に整備した大量かつ大規模なインフラの更新時期を、人口減少社会と共に迎えた今日では、国・地方いずれにおいても、従前の汚水処理計画に対する見直しを行っています。
浄化槽は最新の技術によって常にその質は高められており、古いもの、もうすぐ消えてしまうものなどでは決してありません。
「浄化槽の日」をきっかけに、環境にも財政にもやさしく、地震など災害にも強い浄化槽を知っていただきたいと思います。