各種排水槽清掃
各種排水槽には、汚水槽・雑排水槽・汚雑排水槽・雨水槽・湧水槽などがあります。建築物衛生法において、排水に関する設備の清掃を6ヶ月以内に1回行うことが定められています。
弊社では、排水設備の機能が最大限発揮できるよう、建築物衛生法、廃棄物処理法に基づき、高圧洗浄や汚泥の収集運搬・処分を行ないます。
業務内容
汚水槽・雑排水槽(ビルピット)清掃
ビルの地下階にあるトイレや厨房などは、下水道より低い位置にあるため、排水を一時貯留する槽を設置し、ポンプを用いて排水します。排水の種類により、汚水槽、雑排水槽、湧水槽などがあり、排水槽、貯留槽と呼ぶこともあります。
グリストラップ清掃
グリストラップは、下水道へ油脂などの流出を防ぐため、排水に含まれる食物くずを阻集し、油脂を浮上分離する装置です。
排水槽の種類 | 内容 | 廃棄物の種類 | 業務対応エリア |
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し尿(トイレ排水)を含む排水を貯留する槽 | 一般廃棄物 | 山形市 |
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し尿を含まない排水を貯留する槽 (洗面、厨房、湯沸室、地下水、雨水等) |
産業廃棄物 | 山形県内 宮城県内 |
生活排水管清掃
業務内容
毎日使う台所、お風呂、洗面台などの水廻りには、悪臭やつまりの原因となる汚れが溜まります。
弊社では、普段の手入れで落としきれない排水管や排水溝の汚れを、高圧洗浄やワイヤにより除去します。
排水管内部の不具合は目視による調査で原因が分からないことがあります。弊社では、排水管カメラにより排水管内部を撮影し、損傷、腐食、つまり、漏水などを調査します。
下水道維持管理
下水道の寿命基準は約50年と言われており、下水道整備が進む一方、老朽化による破損や劣化が増えています。下水道管の損傷が原因とみられる道路の陥没が、全国で毎年3,000~4,000件発生しています(平成 26年国土交通省調べ)。このため、今後も更に清掃・調査・修繕などの維持管理が重要となってきています。
業務内容
下水道に堆積物があると流下能力の低下による詰まりや悪臭、害虫、有毒ガスなどが発生します。
弊社では、現場の状況に合わせ、高圧洗浄車や強力吸引車による清掃を行います。
清掃前
清掃後
TVカメラ調査
管内を自走しながら直視あるいは側視により詳細な映像と画像を記録します。腐食、破損、クラックなどの劣化状況や浸水状況、管のたるみ、堆積物の有無などを調査します。この調査結果をもとに調査報告書を作成し、異常箇所の報告、改築・修繕の提案を行います。
管口カメラ調査
伸縮自在な操作棒の先にライトとカメラをつけた調査機器であり、地上からマンホール内に挿入し調査を行います。調査員がマンホール内へ立ち入ることがないため、安全性・機動性に大変効果的です。テレビカメラ調査に比べ簡易的な調査になりますが、安価で多くの管渠を調査することができます。
目視調査(潜行目視調査)
管渠および人孔内の壁面・目地・管口・足掛金物などを直接目視して施設の状態を確認します。
管渠が小中口径の場合は、マンホールから強力ライトを用いて管内を目視調査を行い、大口径の場合は、歩行可能であれば調査員の管内潜行調査を行います。
修繕
下水道の寿命基準は約50年と言われており、老朽化などにより破損や劣化した下水道管渠が増えています。このため、計画的な改築・修繕を行い長寿命化することが必要になっています。弊社では、スパン更生から部分補修まで、現場の状況や予算に応じた方法で処置を行います。
施工前
施工後
FFT-S工法(スパン更生)
特殊ライナーに硬化性樹脂を含浸させた材料を既設管渠の中に引込み蒸気で硬化させることで、強度がある平滑なFRPパイプを形成し管渠をリニューアルする工法です。材料は自立管仕様と二層構造管仕様の2種類があり、目的に応じて選択することができ、適用範囲は管径150mm~800mmです。対象管渠に施工車輌が近接できなくても施工が可能です。
EPR工法(部分補修)
ガラス繊維に常温硬化性エポキシ樹脂を含浸させたライニング材を施工現場で硬化させることにより、老朽化した下水道管渠を非開削で補修・更生する技術です。水中でも短時間で硬化するエポキシ樹脂を使用しており、Aランクの浸入水があっても止水工を必要とせず、コンパクトな機材で施工可能なため、道路交通への影響を最小限にできます。
側溝清掃
側溝清掃を怠ると、降雨時の氾濫による冠水や道路寸断、悪臭や害虫の発生など、様々な影響を及ぼします。弊社では、洗浄車や吸引車による泥土や泥水の吸引を行います。